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2008年02月01日

他人の成果を盗む人

天然細腕SIM繁盛記さんのところの、こちらの記事を読んで欲しい。ここで語られている先のblogでは、何人かのクリエイターの作品であるアバターを版下にして、グッズにプリントする商売のサンプルに使用している。この記事を読んだ段階では、そもそもこの行為を行っている人がどういう契約をクリエイターと結んでいたのかわからなかったのだが、その後のやりとりを読むと、なんら断りなく画像を宣伝に使用していることがわかった。

これは普通に非常識である。他者の著作物を勝手に改変して使用するビジネスが許されるわけはない。

ついでに言わせてもらうと、「アブラスキン(膏肌)愛」の胸の傷から直江兼続の「愛」前立に結びつけるのは安直だしイメージが微妙に違う気がするが、まあそれは本題とは関係ないかな。

脱線してしまったけど、そもそもこういう場合は宣伝に使うための料金を交渉して支払うべきなのだ。もちろん断られたら使ってはいけない。新しいことをやるんだから、クリエイターに常識的な金額を払う必要はないし、断りなく成果物を使用してよいなどという理屈はどこにもない。だいたい企業向けというが、他人の著作物を無断で利用して開き直るような人物に、どこの企業が発注するのだろう。

たとえば、僕は世間的にはあまり誇れる職業ではないエロ漫画家であるし、エロ漫画家の中でもさほど売れている方ではないが、僕がカラーイラストを受注するとき、金額は一定しているわけではないが、数千円から数万円の間の原稿料が発生するのが普通である。イラストレーターやデザイナーならもっと取るだろう。本屋で漫画の単行本を買えば400円~1000円程度だろうが、画像を発注する際に400円とか1000円なんてことはないのだ。角田氏のやってることは、本屋で400円の単行本を買って、その表紙絵をコピーして自分の商売に無断使用しているのと同じである。そういうことはやってはいけないのだ。

追記:角田氏よりコメントがあり、アブラスキンの使用については作者の了解をもらっているとの事であった。作者が了解しているのであればその点の問題はない。直江兼続の愛云々に関しては脱線である上に多分に勝手な感想であったので打ち消し線を入れ、事実誤認についてはお詫びしたい。ただ、こちらの記事のように一言もなく使用されたという人がいるようなので、きちんと各作者には連絡を取り、許可をもらうべきであるとう意見は取り消さないでおく。交渉できないから無断で使っていいという理屈はない。コンタクトが取れない、もしくは条件が合わないのであれば、公開した記事を取り下げるべきである。

タグ :著作権注意

Posted by Kenji at 19:52│Comments(2)著作権
この記事へのコメント
お世話になります。
トラックバックありがとうございます。

まず、アブランさんのアバターは、オリジナル依頼をさせて頂きました。

先に発表があった作品
http://mens.slmame.com/e101348.html

こちらで、惚れこみ、ぜひ、オリジナルをという事で依頼致しました。
特に素晴らしい点は、漫画をメインとしたタッチです。特に血のりアバターは最高です。多くのスキンを購入しましたが、このスキンの躍動感はSLでも群を抜いています。
オリジナルティが良いです。他の血のりはホラーっぽく安っぽい感じでしたが、男の感じが出ていて好きです。


そこで、このアバターを使い、オリジナルのファンサイトができなかと考えました。
こんなサイトです。

http://www.naoe.tv/


無理かと思いましたが、ダメでもともと。
オリジナルの依頼を致しました。そしたら、アブランさんは快く依頼を受けて頂き、誠に感謝しています。

http://mens.slmame.com/e112524.html

こんな感じで投稿しました。


アバターの利用は多岐にわたるとお伝えましたが、企画は現在進行形で進むものなので、全てを網羅しているわけではありません。

個人的な感想を言えば、とても気に入っているので、何か金銭的な形でお礼が出来ればと思っていはいます。

零細企業なので、数十万円とかは出来ませんが、感謝の気持ちを込めて数万円程度なら、事業化が成功したらなお支払はしたいですね。

私はこのような性格なので、アブランさんの方で連絡が途絶えていますが、感謝の念はあります。だからこそ、彼の制作物を使う事で、SLの中でも、こんな素晴らしい方がいるのだと伝えたい一心なんです。

営利目的は企業なので仕方がないですが、彼や私なりの価値観で動いています。


爺さんアバターで有名な方のお姫様は、了解は得ていません。既存品対応ですね。オリジナルを依頼したいのですが、たぶん、交渉すら出来ないです。
仮にできたとしても、数十万円の予算を出す事など出来ませんので、既存品で対応している状態です。

こちらも、こんなに素晴らしい「お姫様」がいるのだ!と間接的に宣伝してSLの良さをアピールしたいのですが、どうも逆の反応状態です。





>安直だしイメージが微妙に違う気がするが、まあそれは本題とは関係ないかな。


あまり予算を取れないので、胸の傷部分を変更して作り替えるなら、それほど時間を要さないので、この形となりました。
出来栄えとしては良いと思いますよ。



>数千円から数万円の間の原稿料が発生するのが普通である。

その通りです。
私としては、まずクリエイターの資質を調べるためにあえて低く設定します。
つまり、金だけの目的で依頼を受けるだけのうすっぺらいクリエイターなのか?それとも、安くても私の志に対して、賛同して制作するのか?という物差しです。

実際、すでに4人のクリエイターにも伝えていますが、最初は安くやって、結果に合わせて単価を上げるようにするようには伝えています。

つまり、やる気と根性さえあれば「対価」は支払う事となります。しかし、多くが個人であり、それほど長続きしません。リアルが忙しいのが原因です。

要求が高ければ、対価を支払うと告げても、それは遊びであるため、真面目に対応するのは筋違いとの判断だと思います。



>そういうことはやってはいけないのだ。

わかります。
しかし、今は評価されなくても、その恩には報いるように何かしらの成果を上げて、クリエイターには還元したいとは思っています。



何分にも能力がなく人格も欠点だらけですが、ご理解下さい。



では。
Posted by 角田 at 2008年02月01日 23:18
ちゃんと悪いことは悪い!と声を出してくれる方が居ることは嬉しいと思う。
Posted by くるくる at 2008年02月02日 17:19
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